2019年11月14日(木)午後6時〜8時40分 第16回研究会横湯園子さん講演
題目「あらためて戦争神経症について考える」 地球平和憲章(案)では「戦争は人を狂わせます。人間性を奪うものです。」と訴えています。戦争に投じられた兵士たちの心がいかに無惨な壊れ方をするのか、いかにその回復が困難であるか、臨床心理学の立場から膨大な実例を踏まえ、戦争の非人間性を厳しく告発します ジュデイス・ハーマン『心的外傷と回復』(みすず書房) 加藤清『この世とあの世の風通し 精神科医 加藤清は語る』(春秋社) エイブラム・カーデイナー『戦争ストレスと神経症』(みすず書房) ハリス『海を渡るジュリア』(岩波書店)
日時・場所
14 Nov 2019, 6:00 pm – 8:40 pm
エデユカス東京 5階B会議室, 日本、〒102-0084 東京都千代田区二番町12−1 全国教育文化会館エデュカス東京
イベントについて
2019年11月14日(木)午後6時〜8時40分 第15回研究会 横湯園子さん講演 「あらためて戦争神経症について考える」
地球平和憲章(案)では「戦争は人を狂わせます。人間性を奪うものです。」と訴えています。戦争に投じられた兵士たちの心がいかに無惨な壊れ方をするのか、いかにその回復が困難であるか、臨床心理学の立場から膨大な実例を踏まえ、戦争の非人間性を厳しく告発します
【参考文献】
ジュデイス・ハーマン『心的外傷と回復』(みすず書房)
加藤清『この世とあの世の風通し 精神科医 加藤清は語る』(春秋社)
エイブラム・カーデイナー『戦争ストレスと神経症』(みすず書房)
ハリス『海を渡るジュリア』(岩波書店)
【ビデオ】「隠された日本兵のトラウマ〜陸軍病院8002人の病症日誌〜」
https://www.dailymotion.com/video/x6xtupf
Sonoko YOKOYU
横湯園子
横湯園子 専門は教育臨床心理学(clinical educational psychology ) 9
臨床心理士 (clinical psychotherapist) 1939年生まれ
日本社会事業大学 社会福祉学部卒
国立国府台病院児童精神科病棟児対象の治療的教育の場の教師を15年間勤務
1965年 国立病院内の児童精神科病棟に、日本で初めて、学校恐怖症児童=現在の
不登校児・生徒の教育を保障する院内学級が設置。
1970年から勤務し、最後の年、東京大学教育学部に都道府県派遣研究生として研究を
まとめる。 『登校拒否 専門機関での援助と指導の記録』(あゆみ出版)
に続き,『登校拒否 新なる旅立ち』(新日本出版社)としてまとめる。
千葉県市川市市教育センターの指導主事、国立精神神経センター・
児童思春期部客員研究員を経て、大学に身を移す。
女子美術大学助教授、北海道大学教授、中央大学教授を務めた。
2010年3月定年退職。
北海道大学教育学部に新学問領域である教育臨床講座が設置.
教育臨床心理学確立に努める。
『教育臨床心理学』(東京大学出版会)
『ひきこもりからの出発』(岩波書店)
『魂の旅路』(岩波書店)
中央大学においては教育臨床に関わる事柄をまとめ、専門家・研究者養成に努める。
退職後も、求めに応じて困難事例のカウンセリング、治療、研修に関わっている。
社会的には
・子どもの権利条約 市民・NGO報告書をつくる会共同代表
(Assoc. of Citizens & NGOs for Alternative Report UN.CRC
Co-President)
・横湯園子教育臨床心理研究所
・「女の平和」発起人、世話人代表